院長茅原誠
2006年金沢医科大学卒業後、新潟大学医学部産婦人科学教室へ入局。済生会川口総合病院、県立がんセンター新潟病院、佐渡総合病院、セントマザー産婦人科医院、新潟大学医歯学総合病院、立川綜合病院産婦人科生殖医療センターを経て、2021年11月に開院。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医。
お子さんを望むご両親をサポートします
私は生命の発生に向き合うプロフェッショナルとして、一人ひとりの患者さんに寄り添いながら共にゴールへ向かって歩んでいくことをめざしています。不妊治療のために来院される方は、勇気を出して受診を決めているのではないでしょうか。
患者さんとしっかりと向き合い、不安や悩みに真摯に耳を傾けること、患者さんの立場で診療を行うこと、そして一人ひとりに合わせた治療プランを提案することが当院の診療スタイルです。何より、患者さんが少しでも前向きに日々の生活を送れるような声かけを心がけています。
不妊治療における高度生殖医療技術では、先進の設備を導入しています。無精子症症例に対する精巣内精子回収術なども積極的に行っており、セカンドオピニオンも対応可能です。不妊治療は、精神的にも肉体的にも負担が伴うものであるため、治療だけでなく日本看護協会不妊症看護認定看護師や不妊カウンセラーの有資格者によるカウンセリングにも力を入れています。
患者中心の丁寧な診療
一人ひとりの不安や悩みに寄り添い、ゆっくりと時間をかけて丁寧に話を聞き、適切な治療プランを提案します。
高度生殖医療技術
体外受精や顕微授精など、先進設備を用いた高度な不妊治療を提供し、妊娠の可能性を追求します。
先進の検査体制
先進的な検査を積極的に導入し、より精密な不妊原因の特定と治療に役立てています。
精神的なサポート
不妊治療の精神的負担を少しでも軽減するため、専門家によるカウンセリングなどで患者さんの心のケアも大切にしています。
オーダーメイド治療
画一的な治療ではなく、それぞれの状態や希望に合わせた個々人に合う治療計画を立案。女性医師も在籍しています。
信頼関係の重視
患者さんとのコミュニケーションを密にし、前向きな気持ちで安心して治療に取り組めるように信頼関係を構築しています。

不妊症相談と検査
妊娠に関するさまざまな悩みに対し、生殖を専門とする医師が丁寧に話を聞き、必要な検査を提案します。ホルモン検査、超音波検査、卵管造影検査、子宮鏡検査、精液検査など、多角的な検査で不妊の原因を探り、ご夫婦それぞれの状態を詳しく把握することが大切です。不安な気持ちに寄り添い、安心して検査を受けられるようにサポートしています。

タイミング法・人工授精
自然に近い形での妊娠をめざすタイミング法は、月経がきてから3~5日目頃に卵巣の状態を確認します。そして排卵が近づいた時期に卵胞径をエコーで計測。その後に夫婦生活のタイミングを提案します。洗浄・濃縮精子を子宮内に注入する人工授精は、排卵と同時期に子宮内腔に注入するのが重要です。排卵日の予測や適切な実施時期について丁寧に指導し、妊娠の可能性を高めます。

体外受精・顕微授精
患者さんの状態に合わせたオーダーメイドの排卵誘発を行い、適切なタイミングで採卵を実施します。体外受精では、調整された精子と回収した卵子を培養液内で出合わせます。顕微授精では、精子の状態が不良な場合などに選択される手技です。顕微鏡下で直接卵子に精子を注入します。いずれも受精した卵は培養後に移植、または凍結保存されます。条件によっては保険適用も可能です。

不育症検査・治療
妊娠はするものの流産や死産を繰り返してしまう状態は不育症と定義され、原因を特定するために詳細な検査を行います。自己免疫異常と関連があり、特に抗リン脂質抗体陽性の方は発症しやすく、血液検査や子宮内の検査などを通して、適切な治療法を提案しています。薬物治療の対象となる不育症例を見極めることが重要であり、それこそが生殖医療を専門とする医師に求められていることです。

男性不妊の相談と検査
男性不妊に関する専門的な検査と治療を行います。精液検査は不妊治療において必須であり、精液量、精子の濃度、運動率、奇形率などの精液性状について調べます。その結果に基づき、薬物療法や生活指導、場合によっては泌尿器科との連携も行いながら、ご夫婦での妊娠をサポートします。なかなか相談しにくい男性側の悩みにも寄り添い、親身な対応を心がけています。
ミアグレースクリニック新潟
JR信越本線(直江津~新潟) 新潟駅
